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リンのはなし

大変遅くなりましたが、今年初めての投稿です。
本年もよろしくお願い致します。
新しい一年が災害などの少ない穏やかな一年でありますように・・

秋ごろからバタバタしておりすっかり更新が途切れておりました。
時間が経つのは早いもので、気が付くともう1月も後半です。

今年の業務は「安定」とは言えないまでも今まで関わってきた地域で引き続き形を変えての仕事も続きそうな見込みです。
これまで仕事をした地域や関係者との関りが何らかの形で続いたり、発展して、多方面からの支援ができることは嬉しい限りです。コンサルは「モチを絵に描く」だけの仕事とも思われがちですが、一緒に餅つきをするようなコンサルティング会社でありたいと思っています。

さて、表題の「リンのはなし」は、昨年末ごろに朝倉書店から販売されている本のタイトルです。リンは枯渇性の資源であって、農業にも欠かせない肥料の三大要素の一つです。人体や動物にも必要なので、下水や畜糞にも含まれていますが(技術的にはリサイクル可能であるにも関わらず)リサイクルはあまり進んでいません・・。という程度の知識はあったのですが、この本にはリンをめぐる情報が整理されていて、切り口も世界的な情勢や政策の違いによる日本のリン自給への体制構築が遅れていることなど、学術的なことにとどまらず読み物として秀逸でした。

まずは、リンが大事なんだということを多くの人に認知してもらうことと、(リンに限らず)地下資源はなるべく掘り出さず、将来世代に残す事、掘り出す場合はなるべく循環利用をすることで地下資源の枯渇を遅らせることが必要だという言葉には深く納得でした。

http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-14107-8/

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