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バタバタとまた季節が過ぎ、少し落ち着いた春先、1年以上前からの計画であった農産加工品製造プロジェクト(というほどのものではないですが)を進めることにしました。ところが、コロナ禍でいろいろと機器類の調達が難しいようです。あちこちで、「○○が入らない」「納期が遅れている」という話を耳にします。じわじわと色んなものが手に入りにくくなって、この先いつか落ち着いて元に戻るのかなぁ、、と少し不安になるくらい。

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なんと、いつの間にか4回目の決算を迎え、5期目に突入しました。
早いものです・・
まだまだ小さくて設立したばかりのような気分でしたので、自分が一番びっくりしています。

法人の新規創業から3年後の生存率は50%、5年後の生存率は30%なんだそうです。そして10年後では26%・・最初の5年が何とかなれば続く会社が多いってことでしょうか??5期目も何とか仕事はありそうなので、乗り越えて、10年目を目指したいところです。

まだまだ吹けば飛ぶような零細企業で、ネットワーク不足や力不足(いろんな面で!)を感じることだらけですが、試行錯誤しながらも少しずつステップアップできればと思っています。

パターン化しにくい仕事が多いので、「同じような仕事を数多くこなす」ことはできず、利益率を上げにくい悩みもありますが、その分多方面にわたって学びの多い案件ばかりで鍛えられています。今年からはまたメタンの実証にもかかわることができそうなのでメタン関連のネットワークを拡大していきたいところです。

またしても不穏なお天気が続いています。先週は給食残渣の調査で学校訪問をしていたのですが、3日目にして対象地区に大雨警報が出てしまい、学校がお休みに・・・

今のところ近隣では大きな被害はないものの、ちょっとした停電や雷雨が続き、天気予報があてにならない毎日です。日本での異常気象もさることながら、デスバレー(アメリカ)では54.4℃(!!)、カナダでも熱波で死者が出た後に山火事、ロシアでもシベリアで森林火災、そして世界各地で水害も多発していて、あまり報道されていないのが不思議なくらいです。

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2030年代"半ば"にガソリン車の販売が日本でも禁止になるというニュースがありました。ただ、ハイブリッド車(HV)は禁止にはならないそうです。

温室効果ガスの排出を実質ゼロにするため、という事のようですが、電気自動車を普及させても、その電源が石炭火力発電では温室効果ガスの排出ゼロにはなりません。電源構成を考慮しないことには、意味がない規制だろうと思われます。

そこで、この決定をめぐって今後どんなことが起こるのか・・思い浮かんだことをいくつか挙げてみます。

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台風がまたひどい被害をもたらしました。
私の身内でも、ここ数年間、昨年の西日本豪雨、大阪の台風、千葉の台風・・と被害に(断水・屋根が飛ぶ・停電・・など)あった親戚がいて、他人事ではなくこれからはいつ何が起きてもおかしくない、と実感しています。
そして不思議なのは、これだけ「異常気象」「温暖化による気候変動」が原因であるという指摘や認識がありながら、温暖化対策が全くと言っていいほど進まないこと。

今回の台風でも被害を取り上げる報道では、今後の対策として「インフラの強靭化」が必要という専門家の見解も示されていました。気候変動に対してインフラを強化してこれまでの「想定」以上の災害に耐えるようにしていく対策は確かにある程度は必要かもしれません。また、温暖化を進行中の事実として受け止めて、適応策を検討することも必要でしょう。ただ、それ以外に、これ以上温暖化が進行しないように今まず何ができるかを国全体が全力で考えるべき時なのではないでしょうか。

最近、日本でも注目されている16歳の環境活動家Greta Thunbergがアメリカでのインタビューで、自国(スウェーデン)とアメリカで気候変動対策に違いを感じますか、と問われて、「温暖化が、自国では事実として受け止められているのに対して、アメリカでは『信じるか、信じないか』というような扱いであること」という主旨の発言をしていました。日本でも温暖化に関してはまだまだ懐疑派と無関心層が多い気がします。災害報道に、その根本原因の解明と対策を進める視点があれば温暖化に対する国民の理解や関心は一気に広がり、深まる、と思うのですが、毎回ショッキングな映像だけが繰り返され、ニュースとして消費されてしまう事が残念です。

Greta Thunberg

温暖化で、氷が解けるとか海面が上昇するとかいわれてもピンと来ない人が多いと思いますが、海面が上昇すると日本の海沿いがどうなるのか、海水温や気温が上がるとどれだけ日本の農業に影響が出て、台風の経路や強さが変わり、豪雨の頻度が増えるのか、そういった身近な情報に置き換えての踏み込んだ報道や情報提供がもっとあればいいのに、と思います。

あっという間に6月。
4月5月は忙しく、毎週が綱渡りのようでした・・。

少し落ち着いた6月、先週は市内の小学校の環境学習にボランティアで参加してきました。『地球温暖化』について、小学5年生の授業です。
わが子と同じような年ごろの子供たちへの授業、ちょっと嬉しい機会です。
温暖化が遠い氷河や砂漠や南の島だけの問題じゃなくて、自分たちの住んでいる岡山にもいろんな影響が出ているんだよー、日常生活と環境問題はつながっているんだよ、という話。未来天気予報やクイズも交え説明してみましたが、少しは、何かを感じてもらえたでしょうか。
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先日、とある大学の先生の講演を聞く機会があった。
これまでシンクタンクで環境省の政策作りにもかかわってきた経歴があるそうで、
「気候変動への適応と緩和」云々に関わる講演・・

その中で、「コンパクトシティ」についても言及されていて、「富山市」がいい例だとおっしゃる。富山出身の私は「コンパクトシティ」と騒いでいるのは外部の一部の方(と市長さんや市役所の方々)だけで、一般富山市民は全国の他の地方都市と同じく中心市街地のサビれ具合を嘆いていること、そして郊外の幹線道路ははいつも渋滞していることを知っている。 ... "コンパクトシティ" を続けて読む

フィージビリティ・スタディ、通称FSという言葉をよく耳にする。実現可能性調査、という意味である。この『実現可能性調査』の響きの軽さにこの業界に入って驚いた。以前、自動車会社で働いていた時には、FSはもっと実体のあるものだった。FSだけでなく、量産開始までの各ステップで細かな設計・積算・様々なテストや評価項目が事細かに定められていて、どれ一つ通らなくても次のステップには進めない。現実味のある、現実味しかないステップ・バイ・ステップを経て、量産可能なモノが形作られていく。 ... "実現可能性調査" を続けて読む